黒部名水マラソン
5/24(日)に富山県黒部市で開催された、「カーター記念 黒部名水マラソン」(フル)に参加してきました。1984年の第1回大会に、元アメリカ大統領のジミー・カーター氏が参加されたため、「カーター記念」となったとのことです。
15:30千歳発ANA68便に乗るべく、千歳空港へ。
今回の旅のスタイルです。
まあまあでしょうか。
遅めのお昼はお寿司屋で。
握りとホッキのバター炒め、イカ刺しです。
ちょっと多いですね。
ドリンクは、「北海熊ころり」。
渡辺酒造店で作られている、小樽の地酒です。
すっきりした辛口で美味でした。
初耳でした。
羽田で乗り継ぎ、18:25発ANA319便で
富山へ向かいます。
約50分で「富山きときと空港」に到着しました。
「きときと」とは、新鮮・精力的なこと、だそうです。
きときとな魚が美味でした。
ホテルにチェックインして、
さっそく夕食に出かけました。
夜の富山駅です。
新しい。
路面電車が走っています。
札幌に似ている。
富山の薬売りのおじさん、こんばんわ。
夕食は、ワインバー「ヴィニ・ラコント」へ。
老舗のワインバーとのこと。
美味しい赤ワインで料理をいただきます。
お姉さんの説明が、とても丁寧でありがたい。
鮮魚のカルパチョがとてもおいしい。
お肉料理もとっても美味です。
毎回シェフが持ってきてくれて、
詳しく説明してくれます。
感動!
隣に座って、PCでお仕事をしていた男性と話が弾み、
以前にやっていたと言うトライアスロンの話や、
現在やっているロードバイクの話で盛り上がり、
お酒のメートルもあがりっぱなしでした。
それでも11時には就寝、5時起床。
今回はぐっすり眠られました。
今回は暑さ対策に、
ランパン・ランシャツでの参加でしたが、
暑さはしのげたのですが、
両腕・両足を日焼けしてしまい、
後日大変でした。
朝食をしっかりとります。
5:55富山駅発の普通列車で黒部駅へ向かいます。
JRから「あいのかぜ富山鉄道」に変わったとのこと。
車窓から田植えが終了したばかりの
田んぼがきれいに見えます。
雪をかぶった富山の山並も、
きれいに見えていました。
黒部駅到着、沢山のランナーが降り立ちます。
大会会場に到着しました。
手作りのお出迎えメッセージが微笑ましい。
参加者名簿とファイルをいただく。
参加者は10485名 とのこと。
北海道からは20名が参加していましたよ。
会場には大勢のランナーが集合しています。
スタート地点には鯉のぼりが沢山泳いでいました。
きれいな山並に感動です。
天気は晴れ、気温22度。すでに暑いくらい。
予想最高気温は29度、大変だ!
9:00丁度にスタートしました。
すぐに汗が流れ始めます。
日焼け防止のヒラヒラがついた
帽子のランナーも沢山います。
まずは平坦な道を北に向かいます。
すべてのエイドステーションで、
水を飲み、水を体にかけます。
キロ5:20~30のゆっくりペースで進みます。
前回痛めた左膝は今のところ大丈夫。
ところが、YKK APの前を過ぎた6km付近から
左のふくらはぎが徐々に痛み始めました。
2日前から違和感があるなあと思っていたのですが、
どうやら軽い「肉離れ」のようです。
徐々に痛みは強くなりますが、
走られないことはありません。
痛み止めを飲み、ペースをキロ6:00程に落として、
完走を目指しました。
黒部市の繁華街に入り、
10km過ぎからだんだん登りになります。
視線をやや下向きに走ると、
坂もそれほど苦にはなりません。
それより、とにかく足の痛みが心配です。
暑さと痛みでリタイヤしようかという気持ちが頭を
よぎります。
しかし、2回続けてリタイヤはなんとしても
避けたいと踏ん張ります。
17km地点のエイドステーションで手作り梅干しと
ミニトマトをいただき元気回復。
足にたっぷりの冷水をかけて出発です。
この大会のエイドの水は、
どこも冷たくて、ほんとに美味です。
ハーフは2時間10分で通過しました。
ここに高橋尚子さんが道路に立ってランナーを
応援されていました。
思わず、ハイタッチをしていただき、
元気百倍です。
23kmのエイドでは、おにぎり・オレンジをいただき、
しっかり糖分補充です。
ここからはずっと下りです。
少し楽になった気分ですが、足のダメージが強くて、
まだまだ先がある、我慢比べだと踏ん張ります。
暑さで頭がぼーっとします。
ようやく30kmです。黒部川が見えてきました。
かなりの急流です。
30kmがこんなに遠く感じたのは久しぶりです。
36kmのエイドで、冷たいひと口ラーメンをいただき、
美味!さらに冷え冷えの「アイス」ミニ塩ソフトをいただき、
感激しながらの休憩です。
足の痛みがやわらぎます。
あちこちでバンド演奏が応援してくれます。
38kmで海に出ました。
日本海です。
天気が良く、まぶしい。
ここからは、1km、もう1kmと数えながらのふんばりです。
足はまだ持ちそう。
40kmを過ぎました。
6:30ほどのスローペースで進みます。
あともう少し。
ゴールが見えてきました。
最後は両手を挙げてにっこりゴール。
4時間33分27秒の長い旅でした。
完走メダルと完走タオルをいただき、
うれしさもひとしおです。
汗が滴る体から、すっきり着換えをして
黒部駅から富山に戻ります。
富山行きの各駅停車は満員でした。
富山にもどり、さっそく昼食です。
左足はひきずっていいます。
まずはビールから。
苦労した分、ビールがうまい!
そして、うわさの「富山ブラックラーメン」を
いただきました。見た目より、あっさりした味で、
魚介スープが美味でした。
おみやげは、氷見うどんと白えびおかきです。
さらにほたるいかの燻製と御当地マグネットです。
富山から羽田、千歳へとANAを乗り継ぎ帰宅です。
ところが千歳空港の駐車場で、
車のタイヤがパンクしていました。がっかり。
でも陸続きなので、いくらでも帰られます。
JAFの方にお世話になり、
スペアタイヤで帰宅したのは午前0:30でした。
ああ、疲れた。
次回は6/7(日)の千歳JALマラソンです。
足を治しましょうねえ。