秋の連休に利尻・礼文に行きました。今回は礼文島のお話です。千歳から稚内まで飛行機で移動し、稚内で一泊。翌朝6：20稚内発、香深（礼文島）行きのフェリーに乗りました。

 

お盆時期のためか、稚内フェリーターナルは大混雑です。

昨年の奥尻航路とはかなり様子が違いますね。

 

さあ、フェリーに乗り込み出発です。

ツアーの東南アジアの人達も沢山いました。

北防波堤ドームが見えます。

 

天候は曇り時々雨。

寒くは無いのですが、あまり降らないといいなあ。

8：15に礼文島の香深に到着です。

早速、予約をしていたレンタカーを借りて、

島の最北端のスコトン岬に向かいました。
スコトン岬は小雨、沖にトド島が見えます。

 

この島は、レブンアツモリソウが有名ですが、

残念、花の時期は過ぎていました。

 

荒々しい海が旅情をそそります。

 

雨が少し止んで、トド島がきれいに見えました。
いつか行ってみたい、無人島です。

 

ゴロタ岬へ到着しました。

ここからは軽トレッキングです。

でも、実は雨・風が時々結構強くなり、

ちょっと苦しいトレッキングでした。

 

途中、後方にスコトン岬がきれいに見えました。

 

右手に切り立った崖です。
おそるおそる通るのですが、

風が強く吹くと、かなりこわい。

 

ノコギリソウが咲いています。

始め、ヤマハハコと勘違いしていました。

 

最後の急登を登り詰めると、
ようやくゴロタ岬に到着です。

 

島の南半分は雨模様です。
北から攻めたのは正解のようです。
（実は翌日も南が雨でした）

 

北に目を転じると、スコトン岬が遠くに見えます。

観光バスが沢山いるのでしょう。
ここは、まったく人がいません。

 

もと来た道を戻ります。

泥にすべって転ばないようにね。
私、下りが苦手で、良く転ぶのですよ。
自慢にはなりませんが。
エゾカワラナデシコがきれいに咲いています。

 

ノコギリソウ（上）とエゾノコギリソウ（下）が

並んで咲いています。

まるで親子のようです。

 

ゴロタ岬へは道道から
細い道の江戸屋山道を登って行きました。

 

昼食は、金田ノ岬にある「あとい食堂」で
いただきました。

 

ほっけ定食がとっても美味でした。

カニはサービス！うれしい！

 

三色丼もやはり美味。

まちがいなし。

 

金田ノ岬からスコトン岬方面は、

海が荒れています。

 

今は使われなくなった、礼文空港をちょっと見ました。

夕日がきれいな場所とのこと。

残念曇りです。

 

食後は澄海（すかい）岬に行きました。

きれいな湾が見えています。
ここを目指して、歩いている人たちが
沢山いました。
散策路の「岬めぐりコース」です。

5時間かかるとのこと。
ご苦労様です。

 

海は岩がごろごろ。
天気は少しいいようです。

 

島の南へ向かいます。

礼文岳は雨模様です。

登山は残念、できませんね。

 

「北のカナリアパーク」に到着です。

映画「北のカナリアたち」のロケ地とのこと。

 

この小さな小学校跡地に、

吉永小百合さんがいらっしゃったのですね。

 

島の最南端「知床」に来ました。

雨は あがっています。

残念、利尻島は見えません。
雨雲の中でしょう。

 

雨上がりの虹が出ていました。
3時頃でしたが。

 

島の南西部にある「桃台猫台」に向かいました。

大きな桃岩とご対面です。
大型バスが来ていました。

 

海岸線の右端に小さく見えるのが猫岩。
分かりますかねえ。

 

有名な桃岩ユースホステルが小さく見えます。

自分が26歳の頃、一人で泊まった記憶があります。

知らない宿泊者達と、

皆で歌ったり踊ったりしたような気がします。

若かったのでしょう。

今はちょっと無理ですね。

 

桃台猫台からほどなく、地蔵岩に到着です。

観光客が沢山です。
ここは、晴れていてきれいでしたよ。

 

海も晴れてきれいに見えていました。

 

宿に入り、温泉につかって

冷えた体を温めます。

そしてお待ちかね、夕食です。
海の幸が、てんこもりです。

 

「北海熊ころり」が進みました。
白ワインも1本あけてしまった。

 

朝、5時に起床。

ランニングに出かけます。

雨はまだ降っていない。

利尻山は、残念、雲の中です。

礼文島からは、1度も見えませんでした。

 

香深から南に向かって走ります。

尺忍の集落に入りました。
誰も歩いていません。

 

 午前5時30分、礼文島の日の出です。

 

差閉の集落まで来ました。

稀に車が通り過ぎるだけ、人気はありません。

 

きれいな朝日を独り占めです。
雨はまだ、降っていませんでした。

 

 

港にもどると、きれいな朝焼けでした。
今日は、いい天候になってほしい。

 

朝食を おいしくいただきます。

「のり」が特に美味でした。
完食！

 

今日は、桃岩展望台コースをトレッキングの予定です。

 

残念ながら、桃岩展望台は雲の中。

雨です。

 

カタツムリも濡れています。
踏まれないでね。

 

元地灯台への道は泥んこ。
目の高さの目の前で、雷がゴロゴロ鳴っています。
ここでのトレッキングは諦めました。
島の北にある、久種湖と礼文森林の丘へ、

トレッキングに行くことにしました。

 

スタート地点の久種湖キャンプ場に到着しました。

雨は降っていません。
数組がキャンプをしています。

 

チャリダー発見。
一人でキャンプをしながら、北海道旅行のようです。
えらいですねえ。

今回、数人のチャリダーが雨にもめげずに、

走っていましたよ。

 

さて、久種湖のトレッキング開始です。

 

道は歩きやすい。

人はまったくいない。
ややマイナーなところなのでしょうか。
大型バスとは無縁です。

 

湖畔から右に折れ、階段を登り、

礼文森林の丘を目指します。

 

黄色い花は、

メマツヨイグサでしょうか。
雨に濡れてきれいです。

 

久種湖が下に見えてきました。
いい景色です。

遠雷が聞こえる。

 

笹の丘陵に出ました。

楽なトレッキングになります。

 

見晴らしのいい、高台に出ました。

スコトン岬方面は晴れています。

 

歩きやすい舗装道を進みます。

お兄さんが1人が通り過ぎます。

こんにちは。

青空も時々見えます。

遠くで雷が時々、
ゴロゴロと存在を主張しておりました。

 

北の展望台に到着。

りっぱな展望台ですが、
誰もいません。

 

 スコトン岬が遠くに見えます。

雨にあたらず、
軽快なトレッキングですね。

 

 さて、元来た道を戻りましょう。

ミヤマアキノキリンソウがきれいに咲いています。
ほっとする瞬間ですね。
（ミヤマアキノオトギリソウではありませんでした）

 

久種湖湖畔にもどってきました。

静かな湖畔です。

 

エゾゴマナ発見。

形がきれいです。

 

そろそろトレッキングも終了です。

 

白い可憐な花は、ゲンノショウコ。
漢方薬になります。

 

香深にもどり、「さざ波」で昼食をいただきます。

居酒屋「浪漫巣」ではありません。

まだまだ元気な私です。

 

名物「タコカレー」をいただきました。

こくがあって、大変美味でした。
タコが沢山入っていてうれしい。

 

「磯のりラーメン」は、香りが豊かで、
スープが大変おいしかったです。

 

礼文町郷土資料館で、勉強です。
礼文町のキャラクター「あつもん」が

お出迎えしてくれました。

 

礼文島の旅も終わりです。

次回は、桃岩展望台からのトレッキングに
是非行きたいです。

6月頃に来れたらいいなあ。

沢山の花と、きれいな利尻山が

出迎えてくれることでしょう。

礼文島さようなら。