サロマ湖100kmウルトラマラソン
6/26(日)に開催された、サロマ湖100kmウルトラマラソンに参加してきました。今年で6回目の参加で、5回目の完走を目指します。今年は「サロマ」を1年間のメインレースと決め、ゆっくりじっくりと練習し、春から10kmのレースを2回、ハーフマラソンを1回、フルマラソンを2回参加して、準備を進めてきました。また、増えていた体重を3kg落としての参加です。無事ゴールできるのでしょうか!?。前日の昼過ぎに車で前泊地の温根湯温泉へ向かいました。
約5時間で温根湯温泉に到着、
いつものホテルに 泊まりました。
今年のウエアーです。
雨と寒さが予想されていたので、
長袖シャツに半袖シャツを重ね着としました。
下は、ぴたっとした長めのランパンに
ゲーター装着です。
新しい靴下は、やや薄かったようです。
(ゴール後、両足拇趾の爪に皮下出血!)
新しい山用のTシャツではいポーズ。
シェーッ!
豪華な夕食に舌鼓です。
毛ガニが美味でした。
もちろん日本酒とワインもいただく。
午後8時半就寝、午前2時起床。
昨日買っておいたパンとおにぎりを食べて、
準備にかかります。
ウエアの着心地は大変よろしい。
車で移動し、スタート地点の湧別町に入りました。
うっすら朝焼けが見えています。
偶然、渡り鳥を発見して、ぱちり。
今日はいい日になりそうです。
国道は、大会参加者の車の列で大渋滞です。
スタートに遅れないでね。
会場に到着しました。
サロマ湖100kmウルトラマラソンの
モニュメントが出迎えてくれました。
大きな看板が気分を盛り上げてくれます。
今年の参加者は100kmが3604人、
50kmが548人で、このうち女子が758人もいます。
びっくり!
今年の参加賞Tシャツは、
背中のプリントが、いかしてる。
着て走っている人も沢山いました。
今年も、このお姉さんが応援してくれていました。
会場入り口のメッセージは、今年はこれ!
「サロマ湖100kmはドラマだ!」
現在、午前4時10分。
曇り時々雨、気温8度で寒いです。
昨年と同じ寒さですね。
スタート地点で1枚パチリ。
さて、元気にゴールできるのでしょうか。
会場内はランナー達で一杯です。
熱気であふれている。
さあ、スタート地点へ整列です。
緊張した面持ちで並びます。
今か今かとスタートを待ちます。
周りの皆さんは、さすがに精悍でやや年齢層が高い。
午前5:00に、いよいよスタートしました。
12時間以上の長い旅が始まりました。
無事ゴールして下さいね。
午前5時の号砲とともにスタートです。
(後方にいたので、実はあまりよく聞こえなかった)。
少し前から雨が降り始めました。
結構寒い。
ビニールのポンチョを被って丁度いいくらい。
今年も、ゆっくりペースで進み、
何とか自己ベストを狙います。
湧別町を1周して市街地を離れ、
サロマ湖へ向かいます。
キロ6分ちょっとで走り、
10kmは1時間2分で通過しました。
予定通りです。
雨が時折激しく降り、
サロマ湖が見えてきましたが、眺望は望めません。
喉はほとんど乾きませんが、
各エイドステーションで少量のスポーツドリンクを
飲みながら走ります。
三里番屋を折り返して、20km地点へ。
ラップは1:02でいい調子。
しかし20kmから30kmが、
何故かぼーっとして、とても辛い。
吐き気もめまいもないのですが、
何となく眠たいような、体のだるい感じです。
飴をなめて、なんとかこらえて30km地点へ。
ラップは1:05といいペースです。
30kmからはアップダウンのきつい坂に入ります。
上り坂で何人か追い越し、下りで抜かれる。
この繰り返しで40km地点へ到達です。
ラップは1:09でした。
42.195kmは4時間36分35秒で通過しました。
そろそろ両太腿の疲れがでてきました。
しかし痛みはまったくありません。
めまい・吐き気もなく、経過良好です。
水を足にかけて冷やし、ちょっとおしっこへ。
50kmは1:10のラップでした。
55kmでようやくレストステーションの
ホテルグランティアサロマに到着です。
ここで麦茶を2杯、小さなおにぎりを3個いただき、
元気回復です。
約3分の休憩で再スタートです。
しかし、直後にまたまた激坂登場です。
道の駅「サロマ湖」の前の急坂を歩かずに登ります。
長い。
ようやく登り詰めると、今度は長い下りです。
疲れた太腿が悲鳴を上げます。
坂を下り切るとやっと60km地点です。
ラップは1:15でした。
60kmから70kmが、毎年辛くて嫌になるのですが、
今年もやっぱり辛い。
キムアネップ岬を左手に見て、
サロマ湖岸を東に進みます。
飴をなめなめ、
落ちてきたテンションをなんとか上げて走り続けます。
今年も個人のエイドで、暖かいお茶をいただき
元気10倍。ありがたい。
浜佐呂間も過ぎて、ようやく70kmです。
ラップは1:20と遅くなり始めました。
雨で冷えたのか、お腹の調子が悪く、またトイレへ。
しかし、その後元気が急に回復して、
快調な走りに変わりました。
痛み止めが効いたのでしょうか。
鶴雅ホテルでおいしいお汁粉をいただき、
元気100倍。
ラップ1:21で80km地点に到着です。
さあ、いよいよワッカ原生花園に突入です。
お茶とアンパンをいただき、残り20kmです。
今年も登りは歩き、それ以外は走る作戦です。
ところが、ワッカに入ってから、
またペースが急に落ちました。
キロ8分ペースより遅い。
両足の疲れが増しているようです。
きれいなエゾスカシユリが群生していますが、
楽しむ余裕はありません。
雨風のため、今年は景色も今一つ。
腕時計を何度も見ながら、
落ちるペースにあせりがにじみます。
90kmが遠い。
新しい、きついきつい坂の橋を渡り、ワッカ折り返しです。
ようやく90kmに到着しました。
昨年の夏に、一人でランニングした所です。
ラップは1:28。
残り2時間で、10kmを走ればいいのです。
完走は間違いないでしょう。
でも、この先どこまでペースが落ちるか心配。
お腹の調子も悪く、エイドでまたトイレへ。
しかしその後、95kmくらいから急に元気がもどり、
ペースが回復してきました。
ここに来て、どんどん前にいる人達を追い抜きます。
6回目のサロマで初めての体験です。
まさにごぼう抜き!!
98kmまで来ました。
あと2km。
ペースは落ちません。
気分良く、大勢の人を抜き去り、
あと1kmの看板が見えてきました。
ああ、あと少し。
常呂町に入り、沢山の人が声をかけてくれます。
あとちょっと。
雨が降り続く中、
有難い応援です。
いよいよゴール。
12時間29分03秒の長い旅が終わりました。
記録更新はできませんでしたが、
うれしい、うれしい完走です。
トイレ3回が余計でしたね。
完走メダルと完走タオルをいただき、
余裕の笑顔です。
今年の完走メダルは恰好いいですねえ。
完走メダルと完走タオル。
タオルのデザインが秀逸でした。
雨が降り続いていたので、
ゴール後は、すぐに車へ移動です。
駐車場は泥んこ。
着替えが大変でした。
でも、お顔はにんまり。
シューズにつける、計測用タグを
記念にいただきました。
回収しない大会が、最近増えつつあります。
いい記念です。
その後、コンビニで暖かいスープを飲んで一息つき、
おにぎりをおいしくいただきました。
帰りは、吉田拓郎の歌を聞きながら(明日へ向かって走れ)、
室蘭へ午後11:30に帰宅しました。
入浴後のビールが美味かったのは、
言うまでもありません。
次回は7/31の、
北オホーツクマラソン(50km)です。
サロマ湖100kmウルトラマラソンの、
過去5回の完走メダルを、
部屋に飾って時々眺めています。