院長ブログ

雨竜沼湿原

雨竜沼湿原へ登山に行ってきました。前泊地の札幌を朝7時前に出発し、雨竜町から西方の増毛山地へと26km車で入っていきます。尾白利加(おしらりか)ダムを過ぎて、砂利道と舗装路が交互に出現する細い道を延々登って行くと、やっと登山口のゲートパークに到着しました。車を置き、管理棟で協力金を払い、さあ出発です。

立派な管理棟 ビールも売っている

立派な管理棟
ビールも売っている

 

9:29に出発です。
下山は15:00の予定です。

9:29にゲートパークを 出発 すでに暑い 今日の登山は暑いだろう 1.5Lの水分を用意した

9:29にゲートパークを
出発
すでに暑い
今日の登山は暑いだろう
1.5Lの水分を用意した

 

雨竜沼湿原は、暑寒別天売焼尻国定公園の一部で、

ラムサール条約湿地に登録されているとのことです。

国定公園の南端に入る この後、島へ行く予定

国定公園の南端に入る
この後、島へ行く予定

 

ゲートパークにある山小屋の南暑寒荘です。

70人が宿泊可能です。

目の前はキャンプ場でした。

南暑寒荘は山小屋 素泊まり1000円 寝具・食事は持参

南暑寒荘は山小屋
素泊まり1000円
寝具・食事は持参

 

さあ登山開始です。
正面に見えるのは、四角形ですが丸山です。

あの頂上の高さが、目指す雨竜沼湿原の高さとのこと。

台形状の岩峰 丸山853m

台形状の岩峰
丸山853m

 

第一吊橋を渡ります。
冬期間は撤去されるらしい。

結構ゆれる吊り橋

結構ゆれる吊り橋

 

ペンケペタン川のきれいな流れを見ながら渡ります。

ここから本格的な登山開始です。

きれいな水の ペンケペタン川

きれいな水の
ペンケペタン川

 

しばらく登ると右手に白竜の滝が見えてきました。

暑い日でしたが、とても涼しげです。

涼しげで気分も爽快

涼しげで気分も爽快

 

第2吊橋を渡ると、

険竜坂という岩だらけの急登に入ります。

汗だくになって、頑張って登っていくと、

やがて赤い岩がゴロゴロ転がる川原が見えてきました。

湿原が近いようです。

赤い川原 入ってみたい 気持ちよさそう 湿原はもうすぐそこ

赤い川原
入ってみたい
気持ちよさそう
湿原はもうすぐそこ

 

白い花はシロバナニガナです。
黄色のハナニガナは時々見かけますが、

シロバナニガナは初めて見ました。

感激。

白いきれいな シロバナニガナ 初めて見た 黄色はハナニガナ

白いきれいな
シロバナニガナ
初めて見た
黄色はハナニガナ

 

赤い花はエゾノシモツケソウでしょうか。

赤いエゾノシモツケソウ

赤いエゾノシモツケソウ

 

ヤマハハコが咲いています。
可愛げですが、数は少なかった。

かわいいヤマハハコ

かわいいヤマハハコ

 

木道に出ました。

湿原の入口です。

木道に出た

木道に出た

 

小川で靴底を洗い、川をわたると、

そこは雨竜沼湿原です。
広々とした湿原と増毛山地の山々が見えています。

いよいよ湿原に入る

いよいよ湿原に入る

 

紫のタチキボウシが咲いています。

タチキボウシ 花が増え始めた

タチキボウシ
花が増え始めた

 

池塘が沢山あり、まさに高原の湿原です。

涼しげな池塘

涼しげな池塘

 

紫の花はエゾクガイソウ。

数は少ない。

数は少ない エゾクガイソウ

数は少ない
エゾクガイソウ

 

湿原テラスに到着しました。

約2時間の行程です。
ここで休憩、昼食をいただきます。

外で食べるおにぎりは、格別の味です。

風が気持ちいい。

暑い日だったが 風がきもちいい

暑い日だったが
風がきもちいい

 

さて木道を巡って湿原を半周し、

展望台を目指します。

2.5km、1時間の道のりです。

複雑な形の池塘があります。

色々な形の池塘を眺める

色々な形の池塘を眺める

 

青い花のサワギキョウが群生したいました。

きれいなサワギキョウ

きれいなサワギキョウ

 

木道をずんずん進みます。

左の南暑寒岳まで登り4時間、

右の暑寒別岳まで登り6時間20分かかります。

次回のお楽しみにしておきましょう。

左が南暑寒岳1296m 右が暑寒別岳1492m

左が南暑寒岳1296m
右が暑寒別岳1492m

 

黄色いウリュウコウホネが咲いています。
わずかしか咲いていなかったので、

見られてよかった。

黄色のウリュウコウホネ

黄色のウリュウコウホネ

 

丸い池塘がおもしろい。

丸い池塘に小島が一つ

丸い池塘に小島が一つ

 

白い花はウメバチソウでしょうか。

白いウメバチソウ 可憐です

白いウメバチソウ
可憐です

 

黄色のこの花は何でしょうか。

ハナイカリでしょうか。

ひし形のお花 名前がわからない

ひし形のお花
名前がわからない

 

黄色いミヤマアキノキリンソウです。

ミヤマアキノキリンソウ アクセントになる

ミヤマアキノキリンソウ
アクセントになる

 

これはチングルマの果実です。

羽毛状の雌しべが特徴とのこと。

チングルマの実 羽毛状の雌しべが いい形

チングルマの実
羽毛状の雌しべが
いい形

 

湿原の西端まで来ました。

展望台まで行ってみましょう。

1時間で 湿原を半周した

1時間で
湿原を半周した

 

白い花はサワシロギクです。

サワシロギクの白い花 きれい

サワシロギクの白い花
きれい

 

ややきつい登りを20分ほど進むと、

雨竜沼展望台に到着しました。

ここには、沢山の人が休憩をしており、

座る場所も無いくらい。

景色が良く、
沢山の池塘がまるで地図のように
きれいに見えています。

展望台から 湿原全体を眺める 熊はいるかい

展望台から
湿原全体を眺める
熊はいるかい

 

さあ戻りましょう。

一直線の木道を進みます。
木道は時計回りの1方通行です。

木道を東に進む 周囲は4kmある

木道を東に進む
周囲は4kmある

 

わずかの滞在だった湿原と山々にお別れです。

増毛山地 さようなら

増毛山地
さようなら

 

赤い実はは何でしょう。

下りは、楽な岩ごろごろの道です。

15時にはゲートパークにもどりました。

ここで新たな発見が。

熊目撃情報が多数とのこと。
気づくの、遅いっしょ!

きれいな赤い木の実

きれいな赤い木の実

 

着換えて、今夜の宿泊地の

秩父別温泉「ちっぷ ゆう&ゆ」に向かいました。

札幌のある高校の 吹奏楽部が合宿していた

札幌のある高校の
吹奏楽部が合宿していた

 

温泉にゆったりとつかり、

夕食をおいしくいただきました。

おいしい夕食 これに天ぷらと ハンバーグがついた

おいしい夕食
これに天ぷらと
ハンバーグがついた

 

まだ明るいのに、お酒が進む登山の1日でした。

ワインと日本酒がうまい 秩父別の夜

ワインと日本酒がうまい
秩父別の夜

 

翌朝、4時過ぎに起床し、ランニングへ。

きれいな田んぼです。

朝の田んぼは すがすがしい

朝の田んぼは
すがすがしい

 

秩父別町はバラ園が有名とのこと。

国道もこんな名前になりました。

ここは国道233号

ここは国道233号

 

秩父別に朝日が昇ります。

秩父別の日の出

秩父別の日の出

 

朝日に輝く稲穂です。

朝日に輝くきれいな稲田

朝日に輝くきれいな稲田

 

ヒマワリがきれい。

秩父別の西隣は北竜町

秩父別の西隣は北竜町

 

ここは「鐘のなるまち秩父別」。

道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」の入口

道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」の入口

 

秩父別駅に来ました。
近所のおじさんでしょうか、

花壇の手入れをされていましたよ。

花壇がきれいな 秩父別駅 無人駅だった

花壇がきれいな
秩父別駅
無人駅だった

 

このレールは、今年で廃止される
増毛駅まで続いています。

留萌へと続く線路

留萌へと続く線路

 

朝食をおいしくいただき、

力をつけて、
焼尻へと出発していくのでした。

おいしかった秩父別温泉 の朝食 合宿的ではありましたが

おいしかった秩父別温泉
の朝食
合宿的ではありましたが

 

 

 

 

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