来馬岳登山
晴れた日に、来馬岳登山に行ってきました。この時期はシラネアオイが見られるとのこと、楽しみです。朝6時に家を出発、最初予定していたオロフレ峠コースに向かいました。しかし、峠への道が、まだ冬季閉鎖中でした。残念。それで、羊蹄山の写真を撮り、カルルス温泉コースのサンライバスキー場に向かいました。
スキー場の駐車場に車を止めて、
準備をしましょう。
登山者の車は3台ほどでした。
あとは山菜採りの車が数台。
ここに来る途中、
道路のいたるところで、
山菜採りの車がありました。
さて、登山届に記入しましょう。
あれ、37歳女性が、一人で5:50に入山しています。
すごいですねえ。
立派な登山の案内板がありました。
さあ、7:20登山開始です。
晴れてはいますが、気温は12度。
涼しいくらいです。
しばらくはスキー場のコースを、
テンポ良く登ります。
後方にスキー場の建物が見えます。
足元にアイヌタチツボスミレです。
この日はスミレが多い一日でした。
かなり登ってきました。
汗が流れます。
上着を脱ぎましょう。
見晴らしがとてもいいです。
徐々に坂がきつくなってきました。
あ、トレイルランニングのお兄さんに抜かれました。
速い速い。
その後お兄さんとは会いませんでした。
オロフレ峠へ向かったのでしょうか。
スキー場の上部は、ガレた急斜面で、
足が大変疲れました。
ようやくスキー場が終了です。
火山灰の道を進むと、5合目到着です。
ようやく登山らしい道になりました。
ノウゴウイチゴが咲いています。
こちらはミヤマスミレの群生です。
ほっとしますね。
太陽のまぶしい光を浴びながら、
汗をかきかき登ります。
時々涼しい風が吹いています。
ソロの女性が降りてきました。
「こんにちは、早いですね。上はどうですか。」
とお話します。
「雪は残っていますが、
シラネアオイが8分咲きでしたよ。」
と返事をいただく。
「ありがとうございます、気を付けて。」
気持ち良く6合目まで来ました。
雪渓が現れました。
雪の上を進みます。
所々、泥んこ道もありました。
頂上がうっすら見えています。
さあ、頑張ろう。
ヒメイチゲの群生です。
可愛いですね。
こちらはエゾイチゲかな。
可憐な花です。
7合目まで登ってきました。
あと少し。
展望が開けています。
少しもやっていますが、きれいな景色です。
エンレイソウがわずかにありました。
オロフレ山が見えています。
急な坂を頑張って登ります。
8合目はまだかなと思っていたら、
突然、シラネアオイの群生が現れました。
すごい、すごい!
ここまでの疲れが、いっぺんに吹き飛びました。
見事な花にうっとり。
花弁は「がく」とのことです。
そして、お花畑からほどなく頂上に到着しました。
2時間20分の登山です。
8合目と9合目の標識は、
おそらく台風で壊れたのでしょう。
遠くにオロフレ山が見えています。
徳舜瞥山とほろほろ山です。
橘湖と倶多楽湖は、
ちょっと見ずらいようです。
オロフレ峠方面に少し進むと、
サンカヨウの白い花が咲いていました。
峠への道の両側は、
シラネアオイのお花畑になっていました。
他に誰もいない頂上で、
ゆっくりと軽食をいただき、花を満喫して、
さあ、降りましょう。
急坂を下るのも、結構大変です。
雪渓は滑るように降りて行きます。
下る途中、5~6組の登山者達とすれ違いました。
「シラネアオイはどうですか?」と聞かれたので、
「とてもきれいでした」とお返事。
もやが晴れる午後に向けて、
この山は賑わうようです。
朝はまだ、しぼんでいた白い花が開いています。
コミヤマカタバミです。
スキー場は、足が疲れて降りるのが大変でした。
後日、筋肉痛になりました。
珍しい。
あ、蝶々発見。
海が見えます。
もやが大分晴れてきました。
麓近くで、フデリンドウを発見しました。
これも初めて見る花です。
毎年この時期は、サロマのため、
登山を避けていたからですね。
その後、カルルス温泉でゆっくりと汗を流し、
登別の「つるつる屋」で、
カレーラーメンをおいしくいただき帰宅しました。