6/25(日)に開催されたサロマ湖100kmウルトラマラソンに参加してきました。前日に温根湯温泉へ移動です。拓郎のカバーCDを聞きながら、軽快に運転です。
昨年の完走Tシャツを着て
砂川SAでポーズをとる私
温根湯のホテルには5時過ぎに到着。
香りのいい温泉で汗を流します。
お待ちかねの夕食です。
沢山の料理を、
おいしいビールとともにいたただきました。
毎年、おいしい食事をありがとう
すみませんね
日本酒も少し飲みました。
茨木県で作っている「知床」です。
桜エビの混ぜご飯が美味でした。
おいしかった日本酒
我慢してこれで終了とした
部屋に戻り、明日の支度をしましょう。
雨で寒い予報なので長袖Tシャツです。
新調した長袖シャツ
ミズノ製
さらに半袖を重ね着して、
雨合羽を着ました。
この上にさらに合羽を着た
だが、それでも後半寒かった
翌朝、2時起床。
外は予報通り雨です。
買っておいた、おにぎりとパンを食べて、
着替えをします。
2:45にホテルを出発です。
4時過ぎに、
スタート会場の湧別総合体育館に到着しました。
着替えを済ませ、雨合羽を着て、
手荷物を持って会場へ行きました。
皆、傘か合羽着用で寒そう
雨がずっと降っています。
気温は13度くらい、寒いです。
何とも恰好の悪い私です。
雨合羽の頭の部分で両耳が擦れて、
帰宅後数日痛みが残りました。
雨合羽のさえない私
マラソンで初めて着た
色々トラブルを学習した
手荷物を預けて、あちこち見て歩きます。
手荷物を2個預けた
レストステーション用と
ゴール用の2個
100kmマラソンのモニュメントをパチリと1枚。
ウルトラマラソンのモニュメント
いつも通りだ
スタート地点で写真を撮りましょう。
スタート地点で
記念写真を撮る人々
大きな子供のようです
ポーズをとる私ですが、
寒さで顔が渋いですねえ。
雨で渋い表情の私
この時、室蘭在住のきれいなお姉さんから、
声をかけられました。
自身もランナーで、
ホームページをよく見ててくれているとのこと。
頑張ってくださいと言われ、
とてもうれしくなりました。
でも、うっかりお名前を聞きそびれてしまいました。
残念!
他に誰か、知った人がいないか探す私です。
がっかり 誰もいなかった
計測用のタグは、
終了後持って帰っていいとのこと。
うれしいですね。
新調した靴は履かずに、
年季の入った靴で走ることにしました。
計測用タグをシューズにつける
今年の参加者は、100km3568人、50km553人で、
計4121人です。
女子は758人です。
この悪い天気で参加者は減るのでしょうか。
そんな気配はまったくなさそうです。
わざわざ100kmを走りに、
遠方から来ているのですから。
毎年かっこいい参加者名簿
今年の参加賞のTシャツは、
ブルーでかっこいいですね。
着て走っているランナーも沢山いましたよ。
おしゃれなTシャツでいいね
今年の応援スローガンは、
「サロマ湖100kmはドラマだ。」です。
力強いですねえ。
今年の応援メッセージはこれ
いつものお姉さんの応援看板も、健在でした。
いつものお姉さんにほっとする私
横に長い応援看板もきれいでね。
立派な看板
湧別オホーツク園の手作り看板です。
ありがたいです。
手作り感一杯の看板
うれしいです
さあ整列しましょう。
手袋も必須です。
じゃぶじゃぶになりましたが。
皆さん、色々な服装で雨対策をしていましたよ。
時折、雨脚が強まり、ざわざわしてしまいした。
スタート前のやや緊張した私
リラックスだよーん
花壇の花が、きれいに咲いていました。
この日のために準備されたのでしょうか。
ご苦労様です。
きれいな花壇
踏まないでね
ピンクの足が私です
私の前に並んでいる、
ランパン・ランシャツのおじさんは、
ずっと傘をさしていて、
スタート後も、傘をさしたまま走って行きました。
びっくり!
傘をさしたまま走っていた
強者のおじさん
脱帽!
家人が応援メッセージを見せてくれました。
なになに・・・。
応援メッセージを見る私
その応援メッセージは、
「人生に比べりゃ 短い 100km!」です。
周りのランナーに受けており、
笑いを誘っていましたよ。
ウーム、このメッセージ
軽妙だが、深い言葉だ
ちなみに、裏のメッセージはこれ。
みなさんて、誰だろう?
ま、いっか
行ってきます
午前5時に、いよいよ号砲とともにスタートです。
雨にめげずに頑張りましょう。
スタートして手を振る私
でも、号砲はきこえなかったな
皆さん一斉にスタートです。
スタート地点まで、2分かかりました。
ゆっくり行きましょう。
スタート地点に先ほどの
室蘭のお姉さんがいて
応援してくれた
うれしい
最初は大渋滞ですが、あわてず進みましょう。
水たまりがあちこちにあり、
そのたびに渋滞するのですが、
私は、水に構わずバシャバシャと進みます。
どうせ、ずぶ濡れになるのですから。
湧別町をぐるっと回り、
また市街地に戻ってきました。
雨にもかかわらず、
大勢の人が応援してくれていました。
ありがたいですね。
街を抜け、サロマ湖へと向かいます。
雨合羽の腰から下が、足にからんで走りにくいので、
合羽の裾をウエストポーチにはさんでみました。
すると、とても走りやすい!
ちょっと、お尻が濡れますがね。
10Kmは1時間03分で通過です。
いいペースです。
右手にサロマ湖が見えてきました。
雨にけぶって、対岸は見えません。
先頭のランナーが、対向車線を走ってきました。
速い!
おもわず拍手です。
まったく暑くはありませんが、
エイドステーションでは、
毎回少しずつ水分をとります。
三里番屋折り返しに来ました。
左手にはオホーツク海です。
空が少し明るいけれども、
雨は続いています。
風も出てきました。
20kmは1:02で通過です。
ちょっと速い、少しペースを落としましょう。
ここから20kmまでが、
眠気で毎年辛くなるところです。
今年も少しだるさがでてきましたが、
昨夜はぐっすり眠れたためか、
それほど辛くはありません。
ゆるやかな登り坂もなんのその、
30kmは1:04のタイムで通過です。
エイドでレモン・オレンジ・うめぼしをいただき、
リフレッシュしましょう。
元気回復です。
あ!、Z新薬のKさんがいます。
雨合羽を着て、応援ボードを手作りして、
待っていてくれました。
とてもうれしい!
思わず握手をして、「ありがとう!」。
感激です。
30km過ぎからは、
ランナーもだいぶ、ばらけてきました。
急に体が軽くなり、
いくらでも走られる感じです。
でもゆっくり、ゆっくりですよ。
点々と走るランナー達と
雨の畑
名物かぼちゃができるのかな
2カ所の急な坂を、歩かず走り越えて行きます。
ここでおしっこタイムです。
ロスタイム3分。
40kmは1:06で通過です。
サロマ湖畔に出ました。
風で波立つサロマ湖です。
42.195kmは4:31のタイムでした。
千歳JALよりいいタイムです。
うーむ。
フルを過ぎたあたりから、
両太腿のだるさと、
回復していた体のだるさがまた出てきました。
ここも、例年の場所です。
このような苦手な場所がいくつかあります。
少しペースが落ちました。
飴をなめなめ、かぶり水を足にかけて、
なんとかこらえます。
45kmのエイドでスイカに塩をかけて、
おいしくいただきました。
チョコ・アンパンもありましたよ。
45km地点の標識
50kmは1:09で通過。
予定通りのいいペースです。
ここで、このコースで1番の激坂が登場です。
3年前に熱中症になったところです。
でも、今年は大丈夫。
足元すぐ目の前の地面を眺めながら、
自分のペースで登り切りました。
やがて54.5kmのレストステーションに到着しました。
俵型の小さなおにぎり3個と麦茶を3杯いただき、
元気回復。
4分の休憩で再スタートです。
54.5kmのレストステーションに
入るランナー
お茶がおいしかった
走り始めると間もなく、
右手に「道の駅 サロマ湖」が見えてきました。
大勢の人が応援をしてくれています。
しかし我々は、またも辛い急坂を登っています。
精神的に辛い坂をなんとか上り切り、
ゆっくりと坂を下って行くと、
湖畔にある60kmの関門です。
1:14で通過しました。
今年も考えました。
なんで走っているのだろうと。
国道を離れ、キムアネップ岬に向かいます。
湖畔を右に折れて進むと、
やがて林の中に入ります。
「魔女」の異名を持つ道です。
辛いので下ばかり見て走りました。
3~4人を抜き、2人ほどに抜かれました。
ほんの数人しか走っていないような感覚になり、
不思議な気持ちになりました。
林を抜けようやく国道に戻りました。
途中、痛み止めと胃薬を飲みました。
なえる気持ちを回復させるために、
飴玉をなめます。
すると、あら、不思議。
意外と元気になるものですよ。
お試しあれ。
浜佐呂間の街に入りました。
暖かいおしぼりと、
暖かい応援をいただき、感激。
足の痛みはなし、吐き気もありません、
70kmは1:14で通過です。
またここでおしっこタイム。
少し並びました。
ロスは5分。
ここに来て、
両太腿の疲労が急激に辛くなってきました。
ここも苦手なところです。
ペースが落ちます。
全身の寒さも辛い。
救護所に、
銀色の保護シートにくるまれたランナーがいました。
低体温症で収容されているようです。
鶴雅ホテルに到着しました。
暖かいソーメンとお汁粉に舌鼓。
体が温まり、大変おいしくいただきました。
さらに進みます。
と、ここで突然の腹痛です。
お腹が冷えたせいでしょうか。
次のエイドまで、まだ5kmあります。
大丈夫でしょうか。
だらだらの登り坂を、腹痛をこらえて上り続けます。
ところどころ、コースが完全に水浸しでした。
うーん、お腹が・・・。
ここは我慢どころ。
何とか坂を上り切り、エイドのトイレへ。
ロスは10分。
気持ちを切り替え、暖かいお茶をいただき、
80kmの関門へ。
タイムは1:38と大幅に遅れました。
でも大丈夫。
まだまだ余裕です。
ところが、以前痛めた右足付け根が、
また急に痛み始めました。
トイレでしゃがんだのがまずかったかなどと考えながら、
痛み止めを飲んで、ワッカ原生花園への坂道を
歩いて登ります。
ここから先の20kmの登り坂は、
歩いて登ると決めているのです。
林を抜け、坂が終わり走ってみました。
痛みは軽くなり、足の疲れも回復です。
意外といけます。
よし、行こう。
ハマナスの花が沢山きれいに咲いています。
80kmからは、1km毎に距離表示がありました。
有難いですが、なかなか進まないので、
目に入ると今日は少し辛いです。
85kmを通過しました。
左手はワッカ原生花園の、
ネイチャーセンターへと続く道です。
2年前に来ました。
エイドでスイカとリボンナポリンをいただきます。
このあたりから、エゾスカシユリが咲き始めました。
群生もありきれいです。
ワッカ一番の急坂の橋の頂上に来ました。、
サロマ湖とオホーツク海を眺めました。
そして、ワッカ折り返しです。
90kmを1:20で通過。
だいぶ盛り返しました。
お茶とスイカをいただき、また元気回復。
テンポ良く走り、少しずつ抜いていきます。
すれ違うランナー達の疲れた顔、顔。
自分も同じなんでしょうねえ。
救護所やコース上に座り込み、
保温シートにくるまった人の数が増えています。
収容車も数台走っていきました。
95kmを通過です。
最後の坂を上り、林の中を走り降りると、
98kmの最後のエイドです。
お茶とオレンジジュースをいただき、
最後の元気を振り絞り、ゴールを目指します。
視線を少し上げ、姿勢よく走りましょう。
99kmを通過、あと1kmです。
さあ、笑顔の練習です。
沿道の人たちが、
雨の中ありがたい声援をかけてくれます。
沿道から応援をいただく
とてもうれしい
すると突然「安達先生!」と声をかけられました。
スタート時のあのお姉さんです。
うれしい!
「ありがとう」と手を挙げました。
そして右折すると、ついにゴールが見えました。
ゴールが見えた!
ただしこれは
7時間前の写真
親子3人が仲良くゴールするのを待って、
私もゆっくりゴールです!
12時間14分33秒の、長い(短い?)旅の終わりでした。
セカンド・ベストのタイムに満足です。
笑顔で?ゴールする私
ゴール直後の私です。
笑っているつもりですが、ひきつった顔ですね。
まだまだ芸が未熟な私
完走メダルをもらって、おもわずにんまり。
やっと6個目です。
あと4回
完走は可能かしら
手荷物を受け取り、失礼して建物の前で着換えです。
くしゃくしゃですねえ。
座っている椅子は、
家人が家から持ってきてくれた。
感謝!
すっかりおじいちゃん顔になった私
完走メダルは、何度見てもいいですねえ。
後ろは完走タオル。
かっこいい完走メダルと
完走タオル
いい色だ
会場後方には、収容車から降りてくる、
リタイヤしたランナー達がいました。
3年前の私です。
来年、頑張りましょう!
保温シートを持つ
リタイアしたランナー達
この悔しさを来年に
その後コンビニで、カップラーメンとおにぎりをいただき、
ようやく人心地がつきました。
そういえば、今年は吐き気があまりありませんねえ。
やはり暑くなかったからでしょうか。
その後5時間半かけて、
満足した気分で室蘭に帰りました。
シャワー後のビールは、
少し苦かったです。
おみやげの青色のビールと
サロマ湖のお酒
美味だった
道の駅で、記念の箸を配っており、
いただいてきました。
次回は7/23の、
サフォークランド士別マラソン(ハーフ)です。
サロマ湖ウルトラマラソンの
記念のお箸
もったいなくて使えない